知力を育む環境とは?

illustration of a girl reading book on a white background

知力は、いくつかの点を意識して関わることで、大きく向上させていくことができます。最終的には、自立を支援するのが目的です。教え込むのではなく、子どもが自分でやりたい気持ちを応援し、本人にあった方法を見つけていくためのガイドの姿勢でいましょう。

日常の中で、まずお母さんの方も、子どもが今、何に興味があるのか観察してみてください。
例えば読み聞かせの時など、子どもが好んで持ってくる本を通して、子どもの疑問点や興味を示す点に注目してみてください。

子どもは自分の興味のあるものであれば、素直に学び取る力を持っているので、その子にとって、興味のあるものを導入してあげると、自分の気がすむまで、知識を深めていくようになります。子どもの興味に関連しそうなおもちゃを紹介したり、もしくは目のいくところにそっと置いておく(ただし、強制はしない)と、子どもが自分で、学びの経験の幅を広げるのに役立ちます。

また、子どもが自分での学びに没頭できる静かな環境を用意し、気の散るようなものを近くに置かない工夫もしましょう。子ども専用の決まったスペースを確保して、子どもが望む時、自由に手に取れるようにしておくと良いでしょう。

知力を育むオススメアイテム

・積み木
・ブロック
・ホワイトボード
・子どもの興味に関連する絵本
・世界地図
・辞書・・・2歳を過ぎたあたりから、疑問に思ったことは、その都度、一緒に調べる習慣をつけていきましょう。
・100玉そろばん
・お母さんの手作り教材・・・プロ並みのものでなくて構いません。廃材を上手に利用したものなども喜びます。
・時計やカレンダー・・・自立支援のために、時間を管理することは、とても重要なことです。

子供たちが抱く様々な興味

子どもたちは、それぞれ興味を示したり、学びやすい分野が異なっています。
これを、マルティプル・インテリジェンスといい、『言語・論理/数学・音楽・空間・身体運動・対人・内省・自然/博物的知能』の8つの分野に大まかに分けることができます。一人一人の子どもをよく観察し、学び方を把握して、あることを学ぶ際には、最初、その分野を手掛かりにして他の分野へと広げていくことを意識してみましょう。その子にあったアプローチをすることで、子どもの参加への意識や態度、集中力がぐんと変わってきます。

例えば、「たまごが好き」なことを例に、どのような広げ方ができるか、具体的に考えてみましょう。さっと思いつく限りで、マインドマップを作ってみます。

1.〔楽しく読む〕たまごのキャラクターが出てくる本を読む。

2.〔言葉・知識〕数字・たまご料理の種類やたまご料理に必要な表現に触れる。割れやすい、ツルツル/ザラザラなど触感に関するたまごの性質を知る。

3.〔アクティビティ〕年齢によって、様々なたまごのアクティビティを楽しみ、いろいろなクッキングなどに発展させることも可能。体を使って、お母さんや友達とたまごレースをするのも楽しい。

4.〔サイエンス・考察〕どんなものがたまごで生まれるのか、たまごがひなになる過程や、それぞれのたまごはどんな大きさ、色や形をしているのかなどを知る。ゆで卵と生卵の見分け方、早くからをむくためのハックなどを楽しむ。

5.〔歌〕たまごの手遊び歌や、ハンプティ・ダンブティなど子ども自身やお母さんが知っている歌、または、お母さんが即興でたまごの歌を作って一緒に歌って楽しむ。

6.〔社会科〕どのように、農家からたまごが自分の食卓にやってくるのかを知る。イースターなど、外国でたまごを使うイベントなどについて知り、その由来や文化に親しんで、茹でたまごに絵を描いたり、エッグハントなどを楽しむ。

たまごの話を読むところから、色々派生する関連する事柄をお母さんが引き出しとして持っておき、できる限り多くの場面に応用して紹介してみましょう。

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