文字を書きたがる我が子のスペル修正法

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文字を書くのが好きな子にはどんどんと書かせてあげたいものです。ただ、間違ったスペルを繰り返す様子を見ていると「間違ったまま覚え込んでしまったらどうしよう」とか「どうせ覚えるなら正しいものを」と思えてきます。

そもそも最初からスペルを教えてあげる必要があるのか、もしそうならどのように直してあげればいいのか、をわかっておくといざという時に焦らずに済みます。

同じ音や似ているスペルを間違える時

CとKは全く同じ音ですから、スペルを覚えていなければこの二つを使い分けることはできません。まだパターンを習得していない場合、どうしてCではなくKなのか納得がいかないということも起こってきます。

このような間違いを正してあげる時には「確かにこれでも同じ音だね!」とまずは受け止めてあげることが大切です。「でもこの場合は違うんだよ。これはただの決まりだから知らなかったらわからなくても当然のこと。」という形で指摘してあげれば、フォニックスそのものをわかっていないのではなく「スペルを知らないから間違っただけで、全く問題ない」ことが子供達にも伝わり、自尊心を傷つけずにすみます。

或いは音さえ正確に拾えていれば訂正しない方法もあります。後々自然に矯正されることを願いそのままにしておきますが、その時は「正しいスペルではなく正しい音として取ることを目的としている」ことなど、その時の趣旨を伝えておいてあげるのもいいかもしれません。

「t,d」や「p,b」など濁点の有無も音には正確には現れないため、文字に起こした時に間違うのは自然な流れです。また、「f,th」「t,r」など、カタカナからは共通点が想像できない2音も英語の音としては非常によく似ていることがあります。そのため、子供達のする間違いを「単なる大きな勘違い」と思わずに「確かにそう聞こえる気持ちもわかる」と寄り添う気持ちを忘れずに注意してあげましょう。

パターンが決まっている場合はさりげなく指摘

同じCでも、nice、 ice、 riceやrace、pace、faceなど「s」の音で発音する時があります。ルールとして「母音の後に続くcは…」などと堅苦しく覚えるのではなく「アイスに似ているのと、レースに似ているのはこんな風に発音するかな」というくらいで簡単に共通点を意識させてあげることで、パターンを見えやすくすることができます。この時、もう既に日本語になっている外来語などを使いあくまでも親しみやすく導入してあげることが大切です。重荷にならないように注意してあげましょう。

やる気をなくさず逆に楽しみになる訂正法

子供たちは独特の感性で音を聞き取り文字に起こします。その能力は大人には想像できないほど繊細で優れていることもありますから、間違いを見つけた時に「この間違いには何か意味があるかもしれない」とその都度考えて一呼吸置くくらいの感覚で見てあげて、ちょうどいいくらいです。

音とスペルの習得は後々の発音にも影響するので、子供達の感覚を信じて尊重してあげることが大切になってきます。子供達の感性をお家の方々も一緒に楽しむというくらいの気持ちで進めてあげましょう。

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