小さい頃から、何のためにどこに行くのか知る習慣を

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子供たちの質問に安易に答えを与えないことは、子供たちに自分の頭を使う大切さを教えてあげることができます。それと併せて大切なのは、「自分のことは自分で」と思う気持ちです。自分の荷物、自分の予定、自分のしたいこと、自分の好きなこと、全て自分のことですから自分で扱えるようにしてあげましょう。

今日は何の日?

最近の子供たちは小さい頃からお稽古事をしています。小さい子供たちは、自分で時計を見て自分でお稽古へ出かけることなどできません。ただ、「今日は火曜日だからひよこクラブの日だね」「9時からだから8時半に家を出発しようね」と声をかけてあげることは可能です。

自分の用事でなくても「今日は木曜日だからお兄ちゃんのそろばんの日だね」「4時からだから幼稚園の後に一緒にお見送りに行こうね」などと、ついでに取り入れてしまいましょう。だからと言って曜日や時間を覚えさせる必要はありません。この場合火曜日と木曜日さえわかればOKです。「今日は火曜日だ!」と言ったら「あ、ひよこクラブだ!」と気付いてくれたらうれしいな、という程度です。

連れて回られるだけの子供たち

「数あるお稽古をこなすので精いっぱい」という場合はついつい保護者が仕切りがちです。出かける支度も段取りも、荷物の持ち運びも全てを大人がする場合、当然その方が早くて便利です。そして子供は、「はい、出かけるよ!」の声掛けについて来るだけ。

従順で優しい子には育つかもしれませんが、「かしこい子」になるかどうかは疑問が残ります。もし「はい、出かけるよ!」と声をかけられなかったら、その子はどうするつもりでしょうか。大人の側に、どうなるかを観察する余裕があるようであれば最初からこんな接し方はしないでしょうから、どうなるのかを実際知る術はありません。ただ、そのまま何も疑問に思わずにくつろぎ続ける可能性が一番高いでしょう。

すべては自分のためだから

スイミングスクールでも幼児教室でも、小さい頃からの勉強や英検受験も全て自分のため、と思うことができる子供たちは幸せ者です。お稽古ごとには、連れて行かれるのではなくて自分のために行くものです。この考えは本来、好き嫌いなく食べることにも、本を読んで知識を得ることにも全てに通じるはずです。

予定を自分で把握させてあげるのは、曜日や時間の感覚を身につけるためでも、自分で勝手に通わせて、保護者が楽をするためでもありません。自分の身に起きることにちゃんと向き合い、納得済みで動く習慣を身につけさせてあげるためです。

現実的な毎日を

ただあっちへこっちへと大人に引っ張りまわされるのではなく、何のために何が必要なのかを把握することは、頭の中をクリアにします。小さい頃から「心構え」「選択」「決断」などを毎日積み重ねることでかしこい子にしてあげましょう。

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