すぐに答えを与えず常に考えさせる日常を

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「これなぁに?」と聞かれたら「何だと思う?」と答えましょう。答えをすぐ教えてしまう親子の会話は、子供に考える隙を与えず成長の機会を奪ってしまいます。このようなやり取りは2歳頃からできるようになってきます。

安易に答えてあげる気軽さ

子供たちはたくさんの質問をしてきます。一見答えは明白で考えてもわからないような事柄でも、実は考えれば予想できる答えもたくさんあります。

1.「これ誰の?」

持ち主を知りたいのだから、知っていれば教えてあげればすぐ解決することですが「誰のかな?」と一緒に考えてあげましょう。なぜここにあるのか、誰のものである可能性が高いのかを探ることで、ある程度絞り込むことが可能です。

2.「これ何?」

モノの名前を聞かれたらまず用途を想像させてあげましょう。何に使うのか。なぜここにあるのか。それを想像してから名前を教えてあげても遅くはありません。時間を食うので大人の都合で考えると辛気臭いかもしれませんが、子供たちは意外とせっかちではありません。

3.「今日プールの日?」

毎週決まった曜日にスイミングスクールに通っていて楽しみにしているなら、こんな質問をされるかもしれません。曜日の感覚や、それぞれの予定の絡み具合を意識していれば、こんな疑問も自分で解決できる場合があります。前日の予定などを参考に一緒に考えてあげましょう。

試すような聞き方はしない

考えさせてあげたいあまりに「これ何か知ってるでしょう?」「よぉく考えてごらん、わかるはずだから。」などと子供の力量を測るような聞き方はしないであげましょう。

その上、必死で考えた回答が間違っていて必要以上にがっかりされたり、正解していても「なんだ。もしかして元々知ってた?」なんて言われたのでは、もし考える習慣がついたとしてもその結果得た答えを口にはしない子になってしまうかもしれません。言う気が失せてしまいます。

子供たちは試されるのが嫌いです。このように考えさせる場合、大人は答えを知っていますから子供自身が自力でわかるかどうかを試しているのも同然です。とは言えどうかそう悟られないよう、気持ちよく話を進めてあげましょう。

勉強でも楽器の練習でもスポーツでも全て同様に

幼稚園や小学校が始まる頃から、勉強やお稽古事の練習も本格化してきます。小さい頃から考える習慣を付けてきた子供たちですから、この段階にきてもまだまだ、考えさせてあげましょう。

「バイオリンの音が割れるのはどうして?」「逆上がりができないのはどうして?」「漢字を10回書いても覚えていないのはどうして?」

子供たちのこの手の疑問に対して、指の位置を訂正したり、必死でお尻を支えてあげたり、違う勉強法を提案してあげる必要はありません。「どうしたらいいのかな?」と言ってあげたらいいだけです。

答えを自ずと出せるように

せっかくの頭脳を「活用」する習慣をつけてあげることが、賢い子を育てます。自分で考える習慣さえ身につけば、安易に答えだけを求めることはしなくなります。そういう発想すらなくなるからです。

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