好奇心と集中力を伸ばす語りかけ(2歳〜3歳頃)

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この年齢では、自己主張ができるほど、言葉も達者になってきますので、子どもの存在を認め、尊重してあげる姿勢を見せることで、より良いコミュニケーションの土台を作ることができます。大人の真似も大好きです。大人はいつも手助けする姿勢に徹しながら、主導権は子どもにあるように思わせてあげることが大切です。

まだ言葉についても、発音が違ったり、文法が少しおかしいことは多々ありますが、まず最初はいつも「そうね」と肯定して、子どものコミュニケーションをとりたいという気持ちを受け止めてあげるようにします。間違っていた時は、お母さんが、子どもの言葉を拾いながら、子供が意図しているだろう内容を、正しい文章に直して表現します。そして、そこから会話を広げるような言葉がけを工夫していくと、子どもの好奇心の芽を育てたり、もっと表現したい気持ちや・共有したい意欲を豊かに育んでいくことができます。

また、会話のはじめに、何について話すのかについて、子どもがわかるように話しかけてからあげると、子どももしっかり話に参加してくれるようになります。会話への集中が、内容を理解するための大事な一歩です。

想像力が働き始め、ごっこ遊びなども上手にできるようになってきますので、いろいろな役割を経験させてみましょう。「▲▲さんは、何してるのかな?」・「どんな気持ちかな?そうね、悲しそうだね。」・「〇〇ちゃんなら、どうする?□□してみる?☆☆がいい?じゃあ、□□してみようか。」などと選択肢付きで子どもに選ばせ、試行錯誤させてみるのも良いでしょう。

この時期は、他人と自分の区別もつき、未来や過去のことについても、理解できるようになっています。
散歩中に発見したことや、人から聞いた話について話す時も、同じように話しかけると、子供の情操面の発達を手助けすることができます。また絵本やDVDを楽しむ場合にも、子供が日常で遭遇しそうなシーンが描かれたものを使って、トラブルの解決法を一緒に考えてあげれば、子供は、自分で経験したのと同じように大事なことを感じ取り、実生活に役立てることができるようになります。

また、子どもは、様々なことについて、大人が思う以上に、非常によく観察していて、手順や方法の記憶も発達してきています。何かをしている時は、親が心から楽しむ姿を見せることも大切です。そして、お手伝いを頼んだり、提案する形で言葉をかけ、励まし、子供自身の自発的な行動を促しましょう。子どもの良さを認めて、自信を持てるように働きかけながら、自発的な好奇心を促すよう努めましょう。

言葉での表現が発達するに従って、この時期特有の癇癪を起こす頻度は減っていきます。何か伝えようとする時は、落ち着いて話すこと・相手の言うこともきちんと聞くことを常に意識させながら、信頼関係を作っていけるように手助けしてあげましょう。言葉の発達は、心の安定と知能を上げることの両方に、ダイレクトにつながっています。

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