フォニックス5 ~リーディングにもライティングにもつながる~

Cheerful smiling child at the blackboard.

フォニックスを覚えていると何かを書きたいと思った時に、その英語を文字にすることが可能です。これはスペリング(綴り)とはまた少し違うのですが、物語や手紙を書くのが好きな子が自由に書き綴るのを助けます。

例えばこんな具合です。
I want to go tatple fishing wid you. Thank you verey moch. I like youy cooking to.

これは幼稚園児がお母さんに向けて書いた手紙の一部です。よく使う単語のスペルは正しいものもありますが、ところどころ間違いがあります。それでも読むことができるレベルの間違いです。正しくは以下のようになります。

I want to go tadpole fishing with you. Thank you very much. I like your cooking, too.

英語の有声音無声音は必ずしも音に再現されるとは限らないため、tとdはよく間違います。またtwo、 to 、tooなどは全て同じ発音ですから間違うことがあります。ちなみに幼稚園児の場合は日本語をかなに起こしても、キリンが「ちりん」になったり、チューリップが「ちりっぷ」になったり、とかわいらしい間違いはつきものですから、あまり気にする必要はありません。

この時点でスペル間違いを正すか正さないかは、この手紙をどのようにとらえているかによります。英語を書く練習であれば直してあげましょう。正しいものを教えてあげて「次書くときはこっちを使おうね」と教えてあげます。もし楽しくて書いているだけならそっとしておいてあげます。そのうち勝手に自分で直してしまうでしょう。

こうしてスペルを起こす機会を与えてあげると、子供達の耳に英語がどのように聞こえているかがわかります。「sがいつもshになる」とか「tがいつもdになる」などの傾向が見られる場合は、その子の耳にはほぼ確実にそのように聞こえているはずです。

ただこの場合も早々に直す必要はありません。このスペル起こしがテストであればその聞き間違いを指摘してあげる必要があるかもしれませんが、お遊びならそのままにしておいてあげましょう。

これは音をそのまま起こす作業なのでスペルとはまた違いますが、将来的には正しく綴ることへつながります。遊び感覚で日々の英語に取り入れることができると、英語学習にも変化がつき楽しくなります。もちろん文章でなく単語レベルからでも楽しめます。pig pet pinkなど同じ文字で始まるものを集めたり、cat mat patなど同じパターンのものだけに絞ってみるのも面白いかもしれません。もっとも、書くのが好きでない子にわざわざさせる必要はありません。

子供の楽しみを増やしてあげるのが目的、くらいの感覚ですから書きたい子にだけ勧めてあげましょう。アプローチの一つとしてのライティングです。

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