フォニックス4 ~サイトワードの導入~

fotolia_109841401_subscription_monthly_m

フォニックスのルールはとても充実していて詳しい本であればかなりマイナーなルールまでカバーしてあります。ただルールは最初のうちこそ順調に覚えられますが、そのうちだんだん覚えられなくなってきます。マイナーなルールを使った単語にあまり出会わないのも理由の一つです。

そのためフォニックスルール学習は適度なところでやめて、そこから先は、サイトワードや勘を使って読み進めていくのが一番効率的です。

ヒントを多めにしてサイトワード訓練。まずは単語から

サイトワードはいわば丸覚えです。大和を「やまと」と読んだり、葡萄を「ぶどう」と読む感覚に似ていて、その単語の全ての字の雰囲気や組み合わせで、何と読むかを感覚的に判断するようなイメージです。そのため読めても書けない場合も多く、それで全く問題ありません。

数字や色や乗り物などお馴染みの単語で始めます。まずは数字の字カードを「これは全て数字だから」と前置きした上で見せてあげます。この時点で数字を覚えている必要がありますから、覚えていないなら色でも乗り物でも構いません。とにかく10個くらいの単語を覚えているカテゴリを使います。

oneからtenまで見せて、読めるものから読んでもらいます。一番初歩的なフォニックスのルールに忠実に沿っている、 six 、tenくらいはすぐに読めるかもしれませんが、ちょっと高度なルールを知っておく必要のあるthree、five、nineは難しいかもしれません。フォニックスルールでカバーできないone、 two、 four 、seven、 eightなどは勘を使います。

勘を使う必要があるので「これは数字の1~⒑だ」と前もって知らせておくことが大切になってきます。「Sで始まるならsevenかな」とか「Tで始まるならtwoしかないかも」など想像しながら当てていきます。

文章も同じ要領で知っているものを見せてあげる

文章を導入する時も同じです。もう完全に理解できている短いフレーズなどを「もう知ってる言葉だよ」と前置きした上で見せてあげます。例えば「Good morning.」や「Thank you.」などです。

最初はさっぱりわからなかったり間違えてしまったりしますが「知ってないと読めないから最初は誰でも間違うよ」「人の名前の漢字が読めないのと同じ感じ。わかれば読めるから大丈夫」と根気よく続けてあげます。

性格によってはフォニックスよりもサイトワードの方が得意な子もいますが、合わせ技が一番いいので、両方取り入れていきましょう。フォニックスで簡単なルールをある程度学んだ時点でサイトワードを入れていきます。この時点で知っている単語が多ければ多いほどいろいろ試せて面白いので、語彙も増やしておきましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る