- 2017-2-20
- 子供に英語を教えたい

オンライン英会話教室は続々と増えています。もはや、安くて便利なお手軽英会話だけではなく、子供にもビジネスマンにも対応できるスクールも増加中です。
ここでは「子供」と「オンラインレッスン」というキーワードに絞ってメリットとデメリットを比較してみます。
メリット
・安い費用で日本語が通じない体験をできる
オンライン英会話レッスンは元々、物価水準も給与水準も低いフィリピン人講師のレッスンを安く手軽に受ける目的でスタートしました。今は色々なオンラインスクールが存在しますがそれでもまだまだ、低価格を保ったスクールが多く存在します。
英語学習の一つの大切な要素は「質より量」で、できる限り多く英語に触れることです。オンラインレッスンなら「毎日レッスン」が可能なため、「習うより慣れろ」の条件にピッタリです。
その上、外国人講師のレッスンを選べば、日本語は通じません。なんとかして自分の言いたいことを伝え、何とかして相手の言うことを理解する必要があります。この時の「わかりたい」「伝えたい」気持ちが英語学習をより楽しくします。
・時間を節約できる
出かける必要がないため、直前まで他のことをしていられます。子供たちはお稽古や塾の宿題で大忙しですから、移動しなくていいのは助かります。お家の方はパソコンを早めに立ち上げ、スカイプがうまくいくようセッティングをしておいてあげましょう。
デメリット
・自由度が高いため、逆に続かない
オンラインレッスンは予約やキャンセルを自由に行えるので、体調不良や急な予定の変更にも対処しやすいのが最大のメリットです。ところが子供にとって、これはデメリットとなります。新たな予約をうっかり忘れたり手軽にキャンセルを繰り返したり、結局レッスンから遠のいてしまうことがあるからです。
また、手軽であるため他のスクールや他の先生に目移りし、安定して落ち着いた英語環境を整えられないケースもあります。
・先生との距離が遠い
子供たちにとってスキンシップはとても大切。そのため実際には触ることができないネット講師との距離感は、対面レッスン講師ほど縮められません。また英会話スクールのように、休み時間にちょっと先生と遊んだりしゃべったりという時間は全くないため、何気ないふれあいで先生と親しくなる機会もありません。
子供の性格によっては距離を縮める必要すらないケースもありますが、スランプ時に学習意欲を保ったり頑張りを支えたりするのはクラスメイトや先生の存在です。その要素がオンラインレッスンにはありません。
・できることに限界がある
小さい子供達は体を動かす気分転換を3分ほど挟むだけでも随分集中力が回復しますが、オンラインレッスンでは通常立ち上がったり飛び跳ねたりは行いません。メリハリの無い単調なレッスンになりがちです。じっと座っているのが苦手な子供たちには向きません。
メリットとデメリットを、子供達の性格と併せて比較検討してみましょう。手軽で便利なオンライン英会話レッスンは、使いようによっては子供の英語教育にも非常に有効です。